2014年07月07日

イーライ・パリサー『閉じこもるインターネット -グーグル・パーソナライズ・民主主義-』【#61-2】

イーライ・パリサー『閉じこもるインターネット -グーグル・パーソナライズ・民主主義-』【#61-2】.m4a
パーソナリティ: mercy, masa, 岳, ビロ【2014/6/29 収録】


mercy's select 1 : イーライ・パリサー『閉じこもるインターネット -グーグル・パーソナライズ・民主主義-』
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僕が紹介する1冊目は、世にネット上の「フィルターバブル」問題を説いた名著です。この本が出版されてから早2年以上が経ちましたが、本著作が提起した世界中に広がりつつある情報管理に対する問題意識はまだまだ浸透していないように感じます。

一方で、ビジネスの世界におけるビックデータの有用性が叫ばれ始めている昨今の動向を見る限り、各種の個人情報に関する取り扱いについては、予断を許さない状況であることは間違いなさそうです。

なかなかイメージがつきにくい話かもしれませんが、基本的に世界中の全ての人々に関わってくる話なので、くれぐれも他人事ではなく自分事としてこのバブルの存在の是非を各自ご確認いただけると良いのではないかと思います。


        
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2014年02月22日

ジェームズ・スロウィッキー『「みんなの意見」は案外正しい』【#44-4(再配信)】

ジェームズ・スロウィッキー『「みんなの意見」は案外正しい』【#44-4(再配信)】.m4a
パーソナリティ: mercy, masa, 岳【2013/3/17 収録】


mercy's select : ジェームズ・スロウィッキー『「みんなの意見」は案外正しい』






先日再配信させていただいた小室先生の憲法本の紹介でも少し話題に出ていました、集合知に関する本作の紹介も併せて再配信させていただきたいと思います。

僕は年に何冊かの評論本を読んでいるのですが、割と多くの本で事例引用されている本です(僕が単に集合知に興味があるからかもしれません)。
「みんなの意見」が全て正しいわけではないですが、全て間違っているわけでもない。政治における民主主義にしても、インターネットにおけるSEOにしても、あくまで物事を考え評価する手段のひとつとしての「みんなの意見」の扱い方を工夫していく時期なんだと思います。

専門書的なテーマではありますがかなり読みやすい文章となっているので、気軽に一読してもらいたい一冊です。

----------------以下 旧ブログより転記----------------

前回の配信では選挙の話をさせてもらいましたが、今回は物事の「決め方」そのものについての本を紹介しました。この本の内容をふまえると、自民党の圧勝で終わった2012年の衆議院選挙の結果は本当に国民(=みんな)の意見をキチンの反映できているのかという疑問に答えるヒントになるかもしれません。


      
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2014年02月18日

小室直樹『日本人のための憲法原論』【#49-3(再配信)】

小室直樹『日本人のための憲法原論』【#49-3(再配信)】.m4a
パーソナリティ: mercy, masa, 岳【2013/6/1 収録】


mercy's select : 小室直樹『日本人のための憲法原論』
小室直樹文献目録 http://www.interq.or.jp/sun/atsun/komuro/




    






自民党憲法草案の条文解説 - 全文対照表、改正の概要、法的分析 http://satlaws.web.fc2.com/

安倍首相、憲法解釈の見直しの判断について「私が最高責任者」(2014年2月12日 FNN) http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00262977.html

憲法解釈変更「最高責任者は私」首相答弁に党内で批判(2014年2月14日 朝日新聞) http://www.asahi.com/articles/ASG2F4DWVG2FUTFK005.html

「憲法分かっていない」首相解釈変更発言 与野党やまぬ批判(2014年2月15日 東京新聞) http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014021502000098.html


以前小室先生の憲法講義について紹介したのは、参院選直前の昨年の梅雨の時期でした。
その時に話していた予想通り、未だに安倍総理はどうにかして日本を武装化する為に憲法の見直しをはかろうとしており、先日の「最高責任者は私」発言においても、憲法そのものの存在意義についての理解不足を露呈し続けている事を見かねて、このタイミングで再配信をさせていただきたいと思います。

個人的には、安倍総理の言葉そのものに間違いは無いかと思います。なぜなら現在の日本の総理大臣は紛れもなく安倍晋三である訳で、首相としての決定権や発言力は日本で最も大きなものだと思います。だからこそ、立憲主義を知らずして(知っててやっているならもっとたちが悪いです)憲法解釈に踏み切ろうとしている安倍政権に多大なる恐怖を感じるのです。

くれぐれも勘違いしてはいけないのは、憲法を変える事自体が悪いのではなく、憲法の大切さを知らない政治家が憲法に手を加えようとしている事が悪いのです。そういう観点を持ちつつ、今後も安倍政権の動向については注意深くウォッチしていく必要がありそうです。

----------------以下 旧ブログより転記----------------

安倍自民党政権となり、三たび憲法改正が叫ばれている昨今ですが、改憲派、護憲派ともにまずするべきは、2010年に惜しくもお亡くなりになってしまった小室先生が書いたこの著作を読む事かもしれません。

そうすればきっと不毛な議論が少しは減るはずですし、日本人が失ったもの、そしてこれから守るべきものは何なのかをあらためて考えるきっかけになるかもしれません。
すべては明日の日本国民のために...。


                    
posted by mercy a.k.a.kjharajunior at 22:17| Comment(0) | 本(政治・経済・社会・IT) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする